安全への取り組み | 熊本県天草市 三角駅【有限会社蓮池運送】

トラックを駐車した時に重量で万が一にでも勝手に動きださないように、安全のために駐車時には車止めを欠かさず使用しております。トラック等の大型の商用車で車止めの使用は現在の法律上義務ではありませんが、全日本トラック協会等で安全のために使用を推奨されています。お客様の大切な荷物をお預かりする上で、車止めの使用をはじめ、事故を防ぐ様々な取り組みを行っています。

高所での作業時には安全帯を必ず着用するよう義務付けています。厚生労働省のデータでは、陸上貨物運送事業において、死傷者数のもっとも多い労働災害が荷役作業中の転落・墜落事故です。安全帯を使うことで、トラックでの荷物の積み込み、積み下ろしの作業時に、転落・墜落する事故を防ぎます。万が一に備えることで、安全に作業を行うことができ、作業効率もあがります。

トラックの荷物を積み下ろす荷役作業中に多い事故が、荷台からバランスを崩したり足を滑らせたりして墜落する事故です。人間の頭部は非常に重く、墜落時に頭から落ちると命の危険もあります。万が一に備えヘルメットを着用し、安全帯を装着した上で作業を行っています。運転時の事故だけでなく、荷物の積み下ろし時にも事故が起こらないよう最善の注意を払っております。

運転がメインのドライバーに安全靴は要らないのでは、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、納品先によっては安全靴が必須な現場がございます。運転中ではなく、トラックを降りた後、荷役作業中にドライバーの足を守る意味でも着用を推奨しており、足の指を骨折した場合は運転ができなくなることがあり、つま先に鉄板が入った安全靴を履くことで万が一の怪我を防ぎます。

荷台への昇降を安全に行うために、トラックにはしごを装備しています。はしごを使って昇り降りをすることで、安全に荷役作業ができるようになるだけでなく、無理な飛び降りによるドライバーの足腰への負担を軽減し、昇り降りする際の時間も短縮することができ、作業効率がアップします。安全対策を万全に整えていることで、万が一の事故を防ぎ、安心して荷物をお任せいただけます。

順次ドライブレコーダーの設置を行っております。ドライブレコーダーは、事故や煽り運転発生時の状況を映像として残せるので、そういったものの抑止力になることが期待できます。また、当て逃げや車上荒らしへの牽制にもなり、万が一被害に遭った際も有力な証拠になります。社用車に設置することでドライバーの安全を守り、安心して運転できる環境を整えています。

安全に運転するために、車両にバックモニターを設置しております。一般的な乗用車と異なり、後方は直視で見えにくい箇所の多いトラックですが、モニターを使い見えない箇所を極力減らすことで、万が一の事故を防ぎます。後方の確認がしやすくなるため、ドライバーの負担軽減にも繋がり、お客様の荷物をより安全にお運びいたします。その他様々な安全対策を行っております。

夏場の熱中症対策を万全に整えております。濡れると冷えるタオルや冷感マスクなど、対策グッズを会社が支給する他、安全性に配慮しつつ通気性の確保されたヘルメットなども支給しております。熱中症はエアコンが効いた車内にいてもなることがあります。安全に荷物を運べるよう、水分補給の徹底を心掛け、体調に不安のあるドライバーには無理をさせず休んでいただいております。

ドライバーの安全運行を支援するために血圧を測定しています。高血圧は血管に負担がかかることによって血管が破れやすくなり、脳卒中や心筋梗塞などが発症しやすくなるといわれています。命の危険があるだけでなく運転中に発症すると重大な事故を起こすことにも繋がりかねません。血圧の高い方が投薬したかチェックする他、自身の体調や健康に関して話しやすい環境を整えております。

安全な運転とドライバーの健康のため、睡眠時間の確認をしております。明らかに具合が悪そうだったり、眠そうだったりする方には仕事を休んでいただき、運送会社としてお客様の荷物を安全にお届けするために、業務前にドライバーの健康状態をチェックしています。従業員一人ひとりが無理せず働くことができ、従業員の幸福度を大切にできるよう、働きやすい環境づくりを行っております。

1年に1回、事故の無かったドライバーへ無事故表彰を行っています。トラックの運搬は全国に対応しており、長距離の運転となると注意散漫になることもあるため、適切な休息をとり、安全に運転ができるようしっかりと指導しています。一年間無事故だったドライバーへ表彰を行うことで、安全意識への意識が高まります。事故や違反が無くお客様の荷物を運搬できるように努めております。

勤続年数に応じた社員の表彰を行っています。長く勤めていただけるような環境づくりに邁進しており、社員一人ひとりのモチベーションがアップできるよう、様々な取り組みを行っています。年に数回バーベキューを催したり、近くのお客様と慰労会を開いたりすることもあります。ドライバーがお客様との信頼関係を築き、場合によってはお客様からドライバーの指名をいただくこともあります。

長く車の運転をしているとドライバー自身では気づかない運転のクセがついている場合があります。1年に1度、運転態度や処理機能、視覚機能などドライバーとして必要な能力を把握する運転診断を行っております。機械を使って一人ひとりの運転のクセ等様々なデータを測定し、ドライバー個人の心理面や特性に基づいて、より安全な運転ができるようにアドバイスを行っています。